お酒に酔ったときに飲むウーロン茶といったら、それはもうたまらないウマサなのです。
友達数人と飲みに行きました。
下戸の千歳は、当然いつものように薬局に足を運ぶつもりでした。しかし今日は時間がないため、飲み屋に向かう途中で見つけたドラッグストアに立ち寄る事にします。
千歳:「すみません。これからお酒飲むんですけど、飲んでも酔わない薬ってないですか?」
店主:「んー、ないですねえ」
まあ、そりゃそうか。千歳は言い方を変えてみました。
千歳:「なんか、肝臓関係の薬ないですかねー」
店主:「ないですねえ」
なぬ。ないですか? まじっすか? しかし、これで引き下がるわけにはいきません。さらに千歳は食い下がります。
千歳:「……じゃあ、お酒を飲む人用の、ドリンクセットみたいなのないっすか?」
出されたのはソルマックが一本。二日酔いの防止にはなりそうです。
しかし、千歳はこれまで薬を飲もうが飲むまいが、二日酔いになったことがありません。二日酔いになるだけの量を飲む前に、全部吐いてしまうためでしょう。
けれど他の店をまわる時間的余裕はすでにありません。ここはもうソルマックしかないと、ソルマックを購入し、即服用。そのまま飲み屋に向かいます。
そして案の定、飲み始めて一時間も経たないうちに、千歳の限界はやってきました。飲めない人間には厳しいのが高知の県民性。このままでは千歳、完全にヘタレ扱いです。
いかん、もうだめだ。トイレが恋しくてたまりません。
もうヘタレと呼ばれてもかまわない。
千歳:「すみません、ウーロン茶一つ」
トイレに行く際に、千歳は店員さんにウーロン茶を頼みます。で、ひそかに嘔吐。
しばらくして、ゲロの後味を引きずりながら、それでも平静を装って帰ってきたら、千歳の席にはさっき頼んだウーロン茶がすでに置かれてありました。その時、千歳にはそこがオアシスに見えました。引き攣れた喉を癒すため、座るなりウーロン茶に手を伸ばします。
飲んでびっくり。これはウーロン茶じゃなくて、ウーロンハイ(焼酎をウーロン茶で割ったもの)ではないですか!
どうやら、千歳がウーロン茶を注文したのを聞いた友達が、勝手にウーロンハイに注文しなおしていた模様。
……鬼ですか(T_T)
うーん、やはり高知では、もうちょっと飲めないとしんどいところです。名古屋ではなんとかなったんですが。しばらく帰っていないうちに、千歳はわが地元をなめてしまっていたようです。
というわけで、千歳はもうちょっと酒に強くなるべく自らを鍛えなおします。
誓った言葉はリベンジ!
死なない程度にがんばります。

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