今夜は確実にクーラーつけて寝よう。もう、そのことしか考えられなかった。
「熱帯夜の悲劇 1」の出来事により、水の飲みすぎで下痢になったその日の夜。
俺はフラフラな一日をなんとか終えた。
今日も蒸し暑い夜だ。
こんな夜は窓を開けて寝ても意味がない。
だって、外も暑いのだから。
それを昨夜の夜実感した俺は、今日は同じ失敗は繰り返すまいと、エアコンのリモコンに手を伸ばした。
ピッ。
スイッチを入れると、途端に冷たい風が部屋の空気を変えていく。
なんて涼しいんだ\(↑∇↑)/
この夏、夜はずっとエアコンを使わず過ごしてきた俺だったが、昨日をきっかけにそれはやめる事にしたのだ。
こんな事で、もう二度と生死の境をさ迷いたくはないのである。
今日は久しぶりにぐっすり眠れそうだ――そう半ば確信した俺は、かなり幸せな気分で布団に入った。
「…………」
布団はベチャベチャだった。
昨日の俺の汗が、まだ乾いてなかったのだ。
「……………………」
最悪だ。
激しくそう思う。
こんなベチャベチャの布団、気持ち悪くてとても寝られたもんじゃない。
しかし俺はとてもフラフラだったので、間もなくあっけなく寝てしまった。
朝、目が覚めた。
「クシュン」
寝冷えしていた。

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